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スウェーデン・フィンランド・イタリア・トルコ周遊+食日記

Sweden/Finland/Italy/Turkey4カ国2ヶ月間の周遊記。 バックパッカーのためのホステルレビューつき。

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ヌークシオ国立公園

Sunday, 17 Sep. Nuuksio National Park

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ヘルシンキ中央駅からエスポーという駅まで約20分、そこからローカルバスに乗り換えて30分、バス停から公園の入り口まで徒歩で約2km。深い森の中に小さな湖が点在するヌークシオ国立公園に到着。晴天の日曜日ということもあり、駐車場は車でいっぱい。日帰りで気軽に行けるハイキングは2km、4km、8kmのコースがある。ハイキングといっても森の中の平坦な道なので、お散歩といったほうがいいかも。コースの途中にはあちこちBBQスペースがあって、家族連れや友達同士でBBQを楽しむ人もいっぱい。すっごくいい匂いがしてるんですけど!

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私たちは8kmをのんびり歩くことにした。3つのコースは青、赤、黄色に塗り分けられた道しるべでわかりやすくしめしてあるので、迷う心配は全くナシ。風もないので、湖はどれも鏡のよう。森だけではなく、途中には岩場に松の木がいっぱい生えた、どことなく日本的な景色もある。残念ながらみつけることはできなかったけど、この森の中にはきのこもいっぱい生えているらしい。とれたてのきのこのBBQなんていいなあ。(ま、後にこのきのこ狩り→即BBQはトルコで実現しました。ふふ)

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森萌え気味ののびりんはまたも木の写真をとりまくり、水際写真の好きな私は湖をとりまくり。うっそうと茂る木々の隙間からさしてくるお日さまの光がなんともここちよい。このコースは両方向に歩けるので、逆方向から歩いてくる人たちにも何度も遭遇する。
「ユヴァスキュラのお兄さん(コチラ参照)、歩いてないかなあ」とのびりん。
びっくりするわ、こんなとこでまた「やあ」とか出てこられたら!ないない!
しょーがない、来年紅葉の時期に待ち伏せしとく?

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とうとうフィンランドも今日が最後の夜。明日のびりんは日本に帰国、私はフェリーで海を渡ってエストニアのタリンに向かう。実に楽しかったな、フィンランド。あんまりあっちこっち行かないでのんびりしたのも正解。そりゃ、行きたいところは他にもいろいろあったけど。真夏のMidnight Sunと、冬のオーロラも見にきたいし。ああもう、やっぱり各国1年ずつ住んでみたいな~。



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再びヘルシンキ

Sunday, 17 Sep. Helsinki

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朝8時ごろヘルシンキ駅に到着。またまた抜けるような青空ですよ。ハイキング日和。今日はヘルシンキから約40kmのヌークシオ国立公園にハイキングに行くのです。またかって?はい、またです。だってどうせヘルシンキの街って、日曜日は死んでるもん!

まずは、最後の夜はゴージャスにということで、Hotel Kampにチェック・イン。いやー、初日のMekkaとはえらい違いだ。MekkaはMekkaでよかったけどね。お部屋もきれいだけど(写真は下の宿レポでみてね)、広いバスルームがすってきなの!大きなバスタブとは別に、グラスドアのスタンディング・シャワーがあって、なにより、みてみてこれ!

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あひるちゃ~ん!

わたくし大はしゃぎです。あひる付ですよ、あひる付!・・・ここに泊まるどっかの会社のおえらいさんたちも、このあひるちゃんと一緒にお風呂に入ってるのかと思うと、ほほえましいじゃないの。やるな、Hotel Kamp。

すっかりテンションのあがったわたくしたちは、ホテルのレストランで豪華朝食を食べることにした。今まですんごい地味な食生活だったもんねえ。朝食バフェもおいしそうだったけど、ここで食べ過ぎるとハイキングに差し支えるので、フツーにイングリッシュ・ブレックファストをご注文。

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いやー、このグリルド・トマトとフライド・ポテトが甘くてうまかったー。一緒についてくる生絞りオレンジジュースがまたうまー。周りでごはんを食べている、お兄さんお姉さんがきれーな人ばっかり。ウェイトレスのお姉さんたちもかわいい。結構な量でしたが、もちろん完食。ごっつぁんでした。
さ、ではたんまり食べたらお散歩にでなくっちゃ。

本日のお宿↓

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| フィンランド | 02:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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サンタクロース村

Saturday, 16 Sep. Rovaniemi

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Visatupaから小一時間でロヴァニエミ着。KiilopaaとVisatupaのあとだと、ずいぶん都会に見える。夜9時発の夜行列車のチケットを買って、半日ほどある。さて、なにするかな。ロヴァニエミの街中から8kmほど北にサンタクロース村がある。のびりんは以前行ったことがあるんだけど、私が、サンタクロース村そのものよりも、その敷地内にある北極圏の線を踏みたくて、そこにつきあってもらうことにした。

その前に軽く街ブラ。この街はフィンランドの著名な建築家、アールトの手によるさまざまな建物がある。この図書館もそのひとつ。といっても私はアールトさんのことは全く知らなかったんですけど。でも、街にこんな図書館があったらいいよねえ。

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そしてバスでサンタクロース村へ。さすがに季節外れで人はまばら。・・・正直いいますけど、ちゃっちいです。まあね、これで雪でも降ってもうちょっと人がいりゃ大分雰囲気も違うんだろうけど。とくにこのちゃっちい感を演出しているのが、スーパーかどっかで流れていそうなイージー・リスニング風のBGM。たのむ、これなんとかしてくれ。

サンタクロース・オフィスにはサンタクロースのおじさんがちゃんと詰めていて、一緒に写真を撮ってもらえる。もちろん有料ですよ。ただお部屋に入ってお話するだけなら無料でOK。しかしね、サンタさんとサシでなにを話せばいいのか。世間話なんかしたくないしさー、今更「プレゼント待ってます、いい子にしてたから!」ってオトナがいうもんでもないしさ。へんなトコで小心者のわたくしは、よーサンタオフィスに入らなんだ・・・。あーあ、すれてしまったわね。サンタ・オフィスでは、クリスマスにサンタさんがらお手紙を届けてもらえるように申し込みができる。

敷地内には郵便局もあって、ここには世界中の子供達からお手紙が届いている。郵便局でもサンタさんのお手紙は頼めるし、自分でカードを書いて、クリスマス配達用ポストに投函すれば、クリスマスに届くよう配達してもらえる。まーサンタさんからのお手紙はあまり申し込む気になれなかったので、クリスマス・カードだけ投函してみた。あ、そういえばもうすぐ届くのね。忘れてたけど。

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そして北極圏ラインにのっておおはしゃぎ。

さて、そしてラップランドともとうとうお別れ。ロヴァニエミからヘルシンキまで走る夜行寝台車は、モダンでもんのすごく豪華だった。ベッドは2人部屋の個室、洗面台もついて、お水やくつしたセットまでついてくる。広いトイレにはシャワーまで。まだ、オーロラみえないかなあ、と夜空を見上げつつ、心地よく揺れる電車の中でいつしか爆睡。

| フィンランド | 03:39 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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さらばVisatupa

Saturday, 16 Sep. Visatupa

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今朝はヤンネさんのおうちにお邪魔して朝ごはんをいただく。ホステルを出ると、目の前の湖からもうもうと水蒸気があがっていた。今日もいい天気です。ヤンネ邸の玄関に回ろうとしたら、ピルカちんが走りよってきた。相変わらず愛想のいいこと。と、そこに、白い猫もいる。猫もいたのねー。本来猫派のわたくし、背中を向けていた猫と遊ぼうと、猫さんの正面に行った。ひ、ひえ~!

凶顔!!!

その猫はもんのすごく目つきの悪い、おっそろしい顔立ちの猫だった・・・。ここのおうちの子なんだろうけど、怖すぎる・・・。あまりに怖くて写真も撮らなかったのが悔やまれます。猫さんは、「ぁんだよオラア、じゃましてんじゃねーぞオラァ!」とでもいいたげに、フーッとすごんで見せた。よいこのピルカちんは、猫さんにご挨拶しようと思ったのか、猫さんに一歩近づく。すると猫さん、

ふぅぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!

とすごむ。ピルカさんはびびって、そのまま走り去ってしまった。ピルカよ・・・。

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ヤンネ家に入ると、ご一家はテーブルいっぱいにパンやシリアル、ジャムやチーズ、ハムなどを広げてくれていた。おいしそう!夢中になって食べていると、ナゾのおじさんも登場し、私たちのテーブルについた。ここを去る前に、おじさんのナゾをとかなくては・・・。おじさん、いったい何者よ?

ごはんを食べつつどうにかこうにか話をつなげると、おじさんは毎年このYHに泊まりに来るというドイツ人だった。ど、ドイツの人だったのか・・・。昨日の行動を考えても、なにをしに来ているのかは不明。ただ、ここがえらく気に入っているらしく、家族も連れずいつも一人で1週間もしくはそれ以上滞在しているらしい。そうでしたかそうでしたか、どうりで詳しいはずですね。

今日はこのあとロヴァニエミまで出て、夜行列車でヘルシンキに戻る。ちょうどヤンネさんが、車でロヴァニエミ経由でスウェーデンのラップランドにバケーションに出るというので、ガス代シェアでロヴァニエミまで乗せていってもらえることになった。荷物をまとめていると、誰かがドアをノックした。おじさんだ。これ、持って行きなさい、とポケットティッシュを山ほどと、スニッカーズを2本抱えている。お、おじさん、ありがとうね。でもおじさん、そのティッシュまだまだ使うでしょ?ありがたく2パックとスニッカーズをいただいた。あのティッシュはあのあと役立ったよ、おじさん。

荷物を積んで、ヤンネさんの車に乗り込んだ。もんのすごい勢いでピルカが追っかけてくる。ばいばいピルカちーん!車道に出ると、今日もおじさんはひたすら車道を歩いていた。いったいどこに行くんだい、おじさん。いったいいつもなにをしてるんだい?やっぱりおじさんはナゾな人なのだ。


| フィンランド | 00:16 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナゾのおじさん

Friday, 15 Sep. Visatupa

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森の中でおじさんが指差した先には・・・トナカイさんの骸骨が木にひっかかっていた。ひえ~!
おじさんは「ほら、かっこいいだろ、そこに並びなさい」と、ゆーけども・・・いや、この写真は欲しくない。せっかく連れてきてもらったけど、いや、これはいい、と断わって、一緒にまた車道に帰ってきた。この道沿いには家が何軒か建っているので、車が時折通る。おじさんはいちいち運転手さんにやあやあと親しげに挨拶をする。

それじゃ、ありがとう、と宿に帰ろうとすると、おじさんは車道の先を指差して、あっちに行って見ましょう、とおっしゃる。道の先になにがあるのか?きいてみるけどなんだかよくわからない。とにかくいいものがある、といいたげなので、再び、まあヒマだし一緒に歩いていくことにした。

そんなわけで、車道を延々先へ先へ。行く手にはなんもみえません。ここもばりばり北極圏内なので、だんだん寒くなってきた。歩けども歩けどもただ車道は続く。おじさん、なにがあるんだよう!しかしいまさら引き返すってのもなんか悔しい。さびーよー、さびーよー、といいつつ、ひたすら進む。おじさんも寒そうで、ポケットからティッシュを出して豪快に鼻をかんだ。さっきから鼻ずる気味になってきたのびりんが、おずおずと、ティッシュを分けてくれないかおじさんに頼んだ。
「ハミ?」
「ちがーう、紙!」
「ナミ?」
「か・み~!」
どんなやり取りだったか忘れたけど、ティッシュペーパーがなかなか通じない。
「ああ、これ、これか」
おじさんは、ティッシュをわさっとつかんでのびりんに差し出す。
「ありがとう!でも1枚でいいです」
いいからとっておきなはれ、といわんばかりに、おじさんはまたがっさり差し出す。

いったい、うちらどこに向かってるんだろ~?えーかげん帰りたい、と思ったところで、私たちは道路際にある小さな池に着いた。
ここ、ここ、とおじさんはいう。ん?この池がなに?
やんね。
ああ、どうやらこの池は、YHのオーナー、ヤンネさんが魚を養殖している池らしい。これをみせたかったのか、おじさんは。
と、そこにヤンネさんとおとうさんが車に乗ってやってきた。どうやら今から魚をとるらしい。

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親子船。

しばらく親子の釣りを見学して、もー凍えそうになってきたので、少々足早気味にYHに引き返す。おじさんはさすがにちょっと疲れたのか、歩みがのろくなる。さっき通る人みんなに挨拶しまくってたし、森のナゾの骸骨に案内してくれたり、ヤンネ親子と友達ノリでフィンランド語でなんだかんだ会話をしていたので、私たちはおじさんはこのご近所に住む人だと思っていたのだけど、YHの中まで付いてきたおじさんは、じゃあね、と客室のひとつに入っていくではないの。

宿泊客だったんかい。
おじさんのナゾは深まる・・・。


| フィンランド | 02:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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忠犬ピルカ

Friday, 15 Sep. Visatupa
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Visatupa到着。いや、すごいですよ。なんもありません。あたりはひたすら森。そして湖。以上。このご一家は小さな牧場を経営していて、ここでミルク絞りだの農場体験もできるとか。

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本日のテーマは、森と湖の国を堪能しよう。ということで、さっそくお散歩に出るべく、ご主人のヤンネさんに、おすすめお散歩コースをきく。
「ウォーキング・コースねえ。別にないなあ。」あ、あれ?
「あ、でも車道から森に入っていく道をたどっていくと、川にでるよ。そこはなかなかきれいな黄葉がみられるよ」
「あんまり、歩いたりとかしないんですか?」
「しないねえ。ほら、だって毎日ここにいるわけだから。今更ウォーキングなんてしなくてもね」
まあ、そりゃそんなもんかもね。私たちなんかは、この景色に大感激してるわけだけど。

早速お散歩にでかけると、ここのYHの番犬、ピルカちゃんが私たちの後をついてきた。どうやら、わたくしが案内いたしましょう、とはりきっているらしく、どこまでもどこまでもついてくる。番犬というより忠犬やね。時々ささっと走っていってしまったかと思うと、「だーいじょうぶですかあ、こっちですよぉ」といいたげにじっと待っている。なかなか愛いヤツ。

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道端になっているベリーを適当につまんで食べつつ、ひたすら森の道を歩く。この道は、冬はスノー・モービルのコースになっているみたい。
「この森の感じがいいんだよねえ。ムーミン出てきそう・・・」と、のびりんはひたすら木の写真を撮る。そして、小一時間ほど歩くと、川にでた。うわちょっとたまらんわ、コレ。あーもーめっちゃフィンランド、って感じ。

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黄昏るピルカちん。
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もちろんまた誰にも会わず。森林浴しまくりの散歩から戻って、宿に帰ろうとすると、宿の前の車道を歩いていたおじさんに声をかけられた。さっきコモン・ルームでヤンネさんと話をしてた人だ。どうも、写真を撮ってあげようか、といってくれているらしい。おじさんはあまり英語がわからないらしく、こっちはフィンランド語わかんないし、みぶりてぶりで会話をしてみると、ここよりいい場所があるから、そこまで行って、そこで写真を撮ってあげる、といっているらしい。別にここでもいいんだけどなあ、と思いつつ、どうせヒマだし、せっかく言ってくれているし、と、おじさんの後についていくと、森の中に入る道を進んでいく。ど、どこへ?まあ、こっちはふたりだし、徒歩だし、だいじょぶか、悪い人じゃなさそーだし・・・とついていくわたくしたち。
さ、ついたよ、ここ、ここ、といっておじさんが指差した先には・・・

続く。

本日のお宿↓

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| フィンランド | 02:36 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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お砂糖菓子と謎の北極圏アート

Friday, 15 Sep. Urho Kekkonen National Park to Sodankyla

3日目の朝はすばらしく晴れたけど冷え込んだ。11時にバスに乗るまで時間があるので、1時間ほどで歩けるコースをお散歩。霜が降りていて、草やはっぱが砂糖菓子みたい。
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あちこち行くよりラップランドを堪能しよう!ということで、今日はちょっと南に下って、ロヴァニエミから80km北にある、ファームステイができるYH、Visatupaに泊まる。なにしろ車ナシで動いているので、キーロパーとロヴニァエミの間のバス路線上に、どこかいいYHはないかと探したらここがヒット、そのウェブサイトのきれいな写真に一目ぼれして予約してみた。

森といくつもの湖を抜け、まずはソダンキュラという街まで。
YHからもらったメールには、
「おみやげ屋さんがあるから、そこから電話してもらって。そしたらそこまで迎えに行く」とあったので、街を過ぎたところにあるというおみやげ屋でおろして、とドライバーさんにたのむ。すると、あった、ありましたよ。非常にわかりやすい感じで。
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これが「Arctic Art」なのですね。恐れ入った。

| フィンランド | 02:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハイキング2日目

Thursday, 14 Sep. Urho Kekkonen National Park

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ミステリー・サークル?

今朝は朝から雨模様。なので、午前中はだらだらゆっくりと。午後から少し晴れてきたので、ハイキングにでかける。とても風が強くて結構寒い。雲がすごい勢いで流れている。お天気はくるくる変わりそう。

昨日の兄さんに教えてもらったとおり、今日はキーロパー山に登ることにした。山ってフィンランド語でトゥントゥリ。トゥントゥリ・キーロパー。フィン語の響きもかわいいねえ。それに、山といっても、コレですから。↓
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山ってか丘。しかも頂上まで、トレイル一直線。

案の定、登りはじめてすぐに雨が降り出した。でも雲の流れが早いので、降ったり止んだり、あっちでは陽が射し、こっちにも陽が射し、虹は出、また雨が降り・・・と、もーめまぐるしく天気が変わる。

すべての天気が1枚の写真に。
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頂上について、しばしまたなーんにもない景色を楽しむ。せっかく2人で来ているので、一緒に写真を撮ってもらおうと、近くにいたおばちゃんにシャッターを押してもらうべく頼んだ。おばちゃんはさっきから周りをぱちぱちと撮っていたので、結構ちゃんと写真撮ってくれるかな、とふんだのだ。ほら、こういう人選って結構大事でしょ?

ぱちり、と写真を撮ってくれたおばちゃんは、すんごい勢いで喋りだした。あなたたちはどこから来たの?まあ日本から!私はね、すっごく日本に興味があるの。私はイヴァロに住んでるんだけど、日本人に会う機会なんてないから嬉しいわ。

私たちはしゃべりながら一緒に下山した。途中でまたきれいな虹が出ると、おばちゃんは「ちょっとそこに立ちなさい!」と、自分のカメラで私たちふたりをばしばし撮りまくる。

この間は車でノルウェイまで行ってきたのよ。あっちには山があるから、こことは雰囲気も全然違うし。そうだ、あなたたち来年また来なさいよ、そしたらうちに泊まって、一緒にノルウェイに行けるじゃない。ちょっとここにメール・アドレス書いて。そしたら今撮った写真送ってあげるわ。

下山しているうちにまた大雨になってきて、おばちゃんは娘さんふたりが待つ車に駆け込んだ。のびりんの元には、2週間後くらいにおばちゃんから写真が届いた。

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いいおばちゃんだったねえ、と話ながら宿の前まで戻ってきたら
「Hi Ladies!」と、なんだかかっこいい兄さんに声をかけられた。誰だっけ?と思っていると
「今日はあの山に登ってきたの?」
あ!昨日の兄さんじゃん。昨日は帽子とサングラスで顔が見えなかったからわかんなかった。ひー、こんなに男前の兄さんだったとは!
「うん、今行ってきて戻ってきたところ。雨には降られたけど、虹もみれたしきれいだった」
「そうか、よかったね。じゃあ、僕は今から夕食を食べに行くよ。またね」
兄さんは爽やかに去り、私たちは今日はドライ・サウナに向かった。そして、私たちは、結局その兄さんの名前も連絡先もきかなかったことを激しく後悔することになるのです(笑)。

まだこの時期は日が長くて、10時になっても真っ暗にはならない。夕方からは天気も安定して、空気がすんでいて空の色がきれい。夏でも、たまにオーロラが見える、実際、2週間くらい前にきれいにオーロラが見えた、と聞いて、夜中にきーんと冷え切った外に何度か出てみたけど、残念ながらオーロラは見れなかった。でも、星はとってもきれいに見えた。

| フィンランド | 02:18 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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スモーク・サウナ

Wednesday, 13 Sep. Fell Centre Kiilopaa

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紅葉の時期だけあって、さすがに夕方になると肌寒い。そこでスモーク・サウナですよ!
スモーク・サウナは男女ミックスなので、水着着用。着替えて扉をあけると、少し暮れかけてきた夕空をバックに、いきなり池が。むむむ、この雰囲気は、池の水が冷たいのを除けば、まさに日本の露天風呂な感じ。

その池のそばの小屋に入ると、中は薄暗い。目が慣れるまでよく見えない。スモークといっても煙がたちこめているわけではない。ただ小屋全体、煙と木の香りで充満している。すっごくいい香り。小屋は入り口から中2階にむけて木のはしごがかかっている。それを登って、ロフトのようなとこでいぶされるってわけ。

小屋にはおっちゃんひとりとおばちゃんふたりがいた。ロフト脇には熱く焼かれた大きな石がおいてあって、横に置いてあるバケツから水をすくってかけると、じょわああああああああ!と一瞬にして水蒸気になり、小屋の温度が一気に上がる。

暗い小屋の中で、スモーキーな香りに包まれてじっとしていると、ほんと気持ちいい。電気で熱くするサウナよりも、適度にしめりけがあって優しい暑さ。なんとなくおっちゃんとおばちゃんと話を始める。おっちゃんいわく、このスモーク・サウナは、入っているうちに気持ちも休めるためのものだそーな。いわば瞑想。
「ところが、今時の若い連中はそれがわからずに、サウナで騒いだりするんだよなあ・・・」
とお嘆きのおっちゃん、こういう人も日本の温泉地にいそうだわ。

暑くなりすぎたら、件の池に入って体を冷やす。といっても、この池の水がハンパなく冷たいわけです。私なんかは、膝くらいまでつかったらもーいーです、という感じ。池のそばで涼しい風に吹かれていると、おばちゃんはためらいもなく池に入って泳ぎだした。
「最初は冷たいかもしれないけど、一回はいっちゃえば大丈夫なのよ。ほら、入りなさい入りなさい」
と、手招きをする。のびりんは一回ぽしゃん、とつかったけど、やっぱり冷たくてすぐ出てしまった。
「つかると気持ちいいのにぃ・・・」
と、おばちゃんは、半笑いで「ここで十分涼しいから」という私たちを見てとても残念そう。そしてまた泳ぎだす。
白と黒の2色が鮮やかな鳥が飛んできて、仲間にはいってきた。とてもきれいな鳥だったので、飛んでいってしまわないように声をひそめつつ話をした。

りらーっくす!

ほかほかになったあとは、カフェで晩ご飯。
トナカイをみたばかりだけど、やはり土地のものが食べたい、ということで、のびりんはトナカイのソテー・リンゴンベリー添えを、私はサーモンのクリーム・スープを注文。トナカイさんはちょっとくせがあったけど、スープはミルク味なのにさっぱりとしていて、とてもおいしかった。
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| フィンランド | 02:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウルホ・ケッコネン6kmコースハイキング

Wednesday, 13 Sep. Urho Kekkonen National Park

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フィンランドのラップランドはぺったんこ。そしてウルホ・ケッコネン国立公園は、森林限界超えてるので、黄葉といっても低木とか草とか。
なんにもない大地にただ風が吹いてた。←(知ってる人だけ歌ってください)

簡単な地図をもらって、6kmほどのハイキング・コースにでかける。色付きの棒をたどって進んでいく。森っぽくなっていたのはほんの最初だけで、あとは360度なんにもない。ちょっと午後遅めにでかけたので、他にみかける人もいない。道は途中、トナカイ用のフェンスで区切られていたけど、それを乗り越えて更に奥へ。ふたりで話をしながら歩いて1時間半ほどたっただろうか、棒をたどってきたとはいえ、私たちはちゃんと6kmにのっているのか不安になってきた。
「なんか宿に近づいてる感じしないよね、もう1時間半歩いてるのに」
コースには棒は立っているけど、コース名表示はいっさいない。地図はものすごくおおざっぱなので、どこをどう歩いているのかよくわからない。間違ってロングコースに入ってしまっていると、とんでもないところに出て、帰ってこれない可能性もアリ。夕方寒くなってきたし、ということで、不本意ながら来た道を引き返すことにした。

引き返してしばらくすると、前方からがしがしと早足で歩いてくる人がいた。まるで競歩並みのスピード。ニット帽とサングラス、スポーツウェアを着込んで、この道に慣れてる感じ。地図をみせてきいてみる。
「あの、今ってこのコースにいます?」
「うーん、そうだと思うけど。よくわかんないけど、僕もそのつもりで歩いてるよ」
と兄さんは言った。あ、やっぱわかんないのか。コース名どっかに書いておいて欲しいよなあ。
兄さんはこのまましばらく進んでみると言った。私たちはそのまま引き返すことにしたので、逆の方向に歩いていく。

トナカイフェンスのところまで戻って、フェンスを越えようとしたとき、向こう側になんか見えた。もしや・・・
トナカイさんだ~!

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まだ角がはえかけで、若造のようです。私たちに気づいても
「なんやねんキミら」
といいたげに、じ~っとこっちにガンをとばしてくる。しばし見つめあい。好奇心旺盛なようです。

と、その後ろからわらわらと。うを~。絵になります。

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「トナカイ見たいな~」といっていた、のびりんの希望はかないました。ああ、引き返して正解だったかも。

その後もしゃべりながらたらたら歩いていると、またも前方からがしがしと早足で歩いてくる人が。ん?どっかで見たような、って、さっきの兄さんやないの。
「あー、いたいた。やっぱね、道あってたよ。あのあとしばらく歩いたら元のとこに出た。夕方になってきたし、君ら大丈夫かな~と思って、も一度来てみたんだ」
ちょっとお聞きになりまして?なんていい人なの~!つか、やっぱ足速すぎます。
兄さんはユヴァスキュラという街から、毎年秋のこの時期と、クロス・カントリー・スキーが楽しめる冬に、ここに来ているという。手軽なおすすめコースをきいたり、とりとめのない話をしつつ一緒に引き返す。
「この時期ってベリーはもう終ってるのかな」
「え?まだいっぱいあるよ。ほら。あ。ここにもそこにも!」
低木になっているのかな、と思っていたベリーは、実は足元にいっぱいなっていた。兄さんがいくつか取ってくれたのを食べる。すっぱおいしい!

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| フィンランド | 23:37 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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