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スウェーデン・フィンランド・イタリア・トルコ周遊+食日記

Sweden/Finland/Italy/Turkey4カ国2ヶ月間の周遊記。 バックパッカーのためのホステルレビューつき。

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拉致られかけました その3

Sunday, Oct. 8 2006 Taormina

et715.jpg


特になにか言われたわけでもない。でも、いやな予感てか空気感てのはわかるものです。なんだかおっちゃんの目が濁ってるんだよ。車が街をはずれないうちに、とにかくどこかで止まってくれ。私は顔だけ笑ってテキトーに話をあわせつつ、背中は汗だらだらだった。手はずっとドアレバーをつかみっぱなし。街を抜けたら終わりだ。逃げられない。

幸い、ほどなくしておっちゃんは街の中心から多分そんなには離れていない住宅街の一角に車を止めた。
「着いたよ。ここここ。このビルの中だから。とりあえず荷物は後で降ろすから、先にチェックインしたら?」
・・・どーみてもホステルじゃねーだろこれ!
更に幸いなことに、おっちゃんは私を待つことなく、ビルの入り口に向かって先に歩き始めた。私はこの期に及んでまだ、「・・・荷物持って逃げられる」と判断し、車から荷物をひきずりだして肩にかけ、一目散に走り出した。方角がよくわかんないけど、とりあえず人がいそうな方に!後ろからおっかけてきてるのかもわからん。バカ力って出るもんですね。5分ほど闇雲に走ると、どうにか繁華街に行き着いた。ここには人がいっぱいいる。この中にまぎれればもう大丈夫。

脱力。

雑踏の中で荷物を降ろして、ぜーぜー言っていると、遠くからまた私を呼ぶ声が・・・。振り向くと、おっちゃんが道の向こうの車の中から顔を出している。みつかった・・・。でも、ここは歩行者専用道路で、車は入って来られない。
「どうしたの?なんで逃げるの?」
おっちゃんは車の窓からこう叫んできたけど、私はあっちへ行け、と手を振った。
おっちゃんは一瞬間をおいてからにやっと笑って、車を走らせ、去っていった。

なんやねん!!!

はあ、やばかった・・・・・・・・・・。

結構頭真っ白。えーと、なにはともあれ宿に行かないと。
地図を確認すると、どーやらここは街の西のはずれらしい。メインストリートを逆方向に抜けて、そこから左に曲がっていけばいいのかな。街を抜けて、それらしきゲートを出てみるけど、いまいちまだ動揺が抜けてないらしい。気づくとなんだか同じところをうろうろしている。地図を見ても頭が働いていないらしい。

「どうしたの?道がわからない?」
と声をかけてくれた人がいて、地図を見せると道を教えてくれた。
「何日ここにいるの?よかったらお茶でも・・・」
え~~~い、今の私にそんなことを言うな!
「あの、あなたを疑ってるわけじゃないけど、私は今すんご~くヤな目に会って、知らない人とお茶飲む気分じゃないの!ごめんねこんな言い方して。道教えてくれたのに。でもねー、私今ほんとにそんな気分じゃ全然ないの!!!」
すまん、道を教えてくれた人よ、カリカリしてて・・・。

だんだん薄暗くなってきた頃、ようやくちゃんと道がわかった。ホステルまではずっと住宅街だけど、街を抜けるとほぼ人通りはない。なんといってもおっさんは私の行き先を知っている。後ろから車が来るたびムダにびびりつつ、足早に10分ほど歩いて、ようやくホステルにたどり着いた。結構遠かったな。さっき連れて行かれた場所とは、全く逆方向。いったい、あの場所はなんだったんだろ。

雑然とした、小さなホステルは泊り客でいっぱいだった。
「いらっしゃーい。ここの管理をしてるキャシーよ。よろしくね!」
受付にはすんごく愛想のいい、金髪のお姉ちゃんがいた。彼女が雇われ管理人として、ここをひとりで切り盛りしているらしい。人がわらわらいたのと、無事着いたことに安堵感がこみ上げてくる。チェックインをして部屋に荷物を置き、ラウンジで一休み。明るい雰囲気のホステルにほっとはしたけど、実はまだ動揺がおさまらない。結果的になーんもなかったし、なにを取られたわけでもないけど、自分があまりにアホな行動をとったことに一番動揺していたのかも。
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| イタリア・・・シチリア | 00:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

明けましておめでとうございます。今年もこのブログで楽しませてもらいます。でも、ちょっと危なかったですね。少しでも体の調子が悪かったら、逃げる気力も体力もなかったかもしれませんね。ほんとに、旅に必要なのは気力と体力だと感じました。

| kittomatane | 2008/01/03 08:00 | URL |

kittomataneさま

遅まきながらあけましておめでとうございまーす。相変わらず更新がまばらですんません。気長にお付き合いくださると嬉しいです。
いやはやいやはや、あの建物の中はどーなっていたのかと、今になってみるとちょっと知りたいのですが。ともあれ、もう二度としませーん!←と誓ったのですが・・・(笑)

| miyuki | 2008/01/10 23:28 | URL | ≫ EDIT















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